京都の中心・河原町三条に位置するクロスホテル京都。今回はそこから少し足を延ばし、古い町並みが残る「京の北西エリア」を散策。都会の喧騒とはうって変わり、のどかで自然豊かなこのエリアに位置する観光名所や、穴場な観光地などを少しずつご紹介します。京都たびのちょっとしたアイデアとして、ぜひお役立てください。

3つの世界遺産をつなぐ「きぬかけの路」を散策

北野天満宮を出発し、西大路通を北上すると、「金閣寺」の名で知られる「鹿苑寺 金閣」に到着します。こちらを拠点に金閣寺、龍安寺、仁和寺の3つの世界遺産を全長約2.5kmにわたってつなぐのが「きぬかけの路」です。緑豊かな衣笠(きぬがさ)山山麓沿いの観光道路でもあり、歩いて散策するのに最適です。
ところで、「きぬかけの路」の名前の由来をご存知ですか。それは、仁和寺を創建した宇多(うだ)天皇が、真夏に雪見をしたいとおっしゃった際に「衣笠山に白い絹をかけ雪景色を楽しんだ」という故事が由来。衣笠山が別名「きぬかけ山」と呼ばれるようになった所以でもあります。「きぬかけの路」からは、ほかにも足利尊氏が眠る「等持院」や日本最大の禅寺「妙心寺」などの寺社仏閣はもちろん、2億年前の地殻変動によって出来た波型の「褶曲(しゅうきょく)地層」など、歴史的にも由緒ある名跡を訪れることができます。

甘いご褒美を求めて「御室和菓子 いと達へ」

 

「きぬかけの路」を散策されるなら、ぜひ訪れてほしい知る人ぞ知る和菓子屋さんをご紹介します。
「きぬかけの路」を少し外れ、住宅街を進んだ場所に、突然白い暖簾が揺れる可愛らしいお店「御室和菓子 いと達」があります。いと達は、国内産黒大豆から挽いた黒豆きな粉や、こだわりの小豆を日本各地から選りすぐり、素材の良さを生かした繊細で伝統的な和菓子を作られています。
平安王朝時代の襲色目(かさねいろめ)を連想させる、着物のような可愛らしい「包み餅」がイチオシです。独自の比率で組み合わされた三種類のもち米粉で作られたもちもちの生地には、自家製「こし餡」が包まれていて、きな粉餡の甘じょっぱさが癖になります。
散策の休憩にぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

いと達 INFO

アクセス 市バス59系統「御室」より徒歩2分 / 嵐電北野線「妙心寺」駅より徒歩4分
営業時間 10:00~17:00
定休日  水曜日・金曜日
住所   〒616-8005 京都府京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
TEL    075-203-6243
WEB      https://itotatsu.com/

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